保守点検ガイドライン改訂を発表
7月20日、一般社団法人太陽光発電協会は住宅用太陽光発電システム保守点検ガイドライン改訂を発表した。
2012年7月に制定されたものを見直し
同ガイドラインは2012年7月に制定されたもの。今回、見直しされた。
住宅用太陽光発電システムの所有者、設置者等、販売施工業者、専門技術者等が、同システムの保守点検を行うにあたり必要と思われる事項を示すことによりシステムが長期安全に、機能を維持して使用されることを目的としている。
あくまでも安全確保を呼びかけるガイドラインであり法律ではないため、個別システムの安全性及び機能を保証するものではなく、法的拘束力を有するものではない。
安全な保守点検作業を呼びかけ
ガイドラインには、安全な保守点検作業を行うにあたって必要な装備、点検前準備、点検記録、システムの引き渡し、維持・運用に係わる点検に関する内容が含まれている。
保守点検時の装備としてはヘルメット、安全帯(命綱)、安全靴、腰袋の着用(工具の落下防止にも用いること)、作業用手袋、低圧用絶縁手袋の着用が呼びかけられており、絶縁処理された工具を使用し、強風・降雨・降雪時の作業は行わないよう記載されている。

一般社団法人太陽光発電協会プレスリリース
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