NSWなど、表参道でスマートゴミ箱の実証実験を開始
日本システムウエア株式会社(NSW)とアートファクトリー玄株式会社は5月18日、スマートゴミ箱「BigBelly Solar(ビッグベリーソーラー)」を商店街振興組合原宿表参道欅会へ提供し、同日から実証実験を開始すると発表した。
このゴミ箱は、太陽光発電エネルギーによる通信機能やゴミ圧縮機能を搭載した環境配慮型ゴミ箱となる。
ゴミの蓄積状況について、携帯電話網を通じリアルタイムに発信し、収集頻度や人員配置とともにゴミ箱配置の最適化など、収集作業を効率化しコスト削減を実現する。
これは、元々米BigBelly Solar社が開発したもので、NSWは同社との独占的販売代理店契約により、2014年10月から販売している。
なおゴミ箱には、ゴミを自動的に圧縮する機能を持つ「BigBelly」のほか、内部の蓄積状況を知らせる機能のある「SmartBelly」の2タイプがある。
ゴミ回収・リサイクル課題解決に向け連続稼働など検証
この実証実験では、ゴミ回収・リサイクルの課題解決に向け、両社が共同で「BigBelly Solar」を表参道の歩道2か所に設置する。
そして両社は、ゴミ箱内部センサーデータの収集・蓄積とゴミ圧縮機能による大量ゴミの臨時回収といった、ゴミ収集業務の最適化や業務改善効果の検証とともに、太陽光発電による連続稼働の検証を行い、スマートシティのモデルケースとしてIoT社会の発展に寄与するとしている。
(画像はプレスリリースより)

日本システムウエア株式会社 プレスリリース
http://www.nsw.co.jp/topics/news_detail.html