地元の木材で太陽光発電パネル架台を
山形県では、「やまがた森林ノミクス」の地域モデル事業の1つである「地域材の新用途開発」として、太陽光発電パネルの設置用架台に山形県産木材を使用した製品の検討・開発について、各分野の専門家の技術や知見を結集し、オール県産の製品開発のため協議等を行うことを決め、第一回「太陽光発電パネル木製架台開発コンソーシアム」を、6月23日に開催する。
検討する内容は、次の3点を予定している。1点目は、部材の統一、知的財産権の登録、平成28年度の販売などの開発目標等について。2点目は、設計、架台製作、強度試験、実証試験の実施等に係わる開発スケジュールおよび役割分担について。3点目は、国内の開発状況について。
県内協力会社、最上広域森林組合、県の関係者などが参加する見込み。
地域再生、日本再生への取り組み
「森林ノミクス」とは、地域の豊かな森林資源を「森のエネルギー」、「森の恵み」として活かし、オール山形で林業の振興、ひいては地域の新たな雇用と持続可能な地域経済の基盤づくりを進めていくという取り組み。
山形県では、「森林ノミクス」の考え方に基づく雇用創出、地域経済活性化の取り組みを、全国で共に推進し、地域再生、日本再生へ結びつけていくことを提案している。
(画像はプレスリリースより)

山形県 プレスリリース
http://www.pref.yamagata.jp/