電気トラックの発表に向け、充電インフラを川崎工場に2か所整備
2017年5月10日、三菱ふそうトラック・バス株式会社は、川崎工場内に、日本初の電気トラック用急速充電設備を開設し、記念式典を実施したと発表した。
同社は、2017年9月に電気トラック「eCanter」の販売を予定しており、その前に、電気トラックの顧客に利用してもらえる環境を整えた。このような充電設備は、電気トラックの普及に欠かせないものとなる。
なお、日本国内の電気自動車向け急速充電設備は、約7000箇所(CHAdeMO協議会調べ 2017年1月11日現在)設置されているが、その多くは、乗用車向けとして、商業施設や高速道路のサービスエリアなどに設置されている。
電気トラック向け急速充電設備の概要
設置場所は、川崎市中原区大倉町10の三菱ふそうトラック・バス株式会社川崎工場内で、2か所設置され、稼働時間は24時間の予定。
充電器はCHAdeMO方式(出力50kW、直流50-500V、125A)が7台と、CHAdeMO/COMBO方式併用(出力50kW、直流50-500V、125A)が1台で、小型トラック用4台の充電スペースが2か所設けられる。
なお、川崎工場には、最大出力680kW、面積5000平方メートルの太陽光発電施設があり、CO2ゼロの充電環境が整っている。
(画像はプレスリリースより)

三菱ふそう プレスリリース
http://www.mitsubishi-fuso.com/