NEC、大型リチウムイオン蓄電システムを受注
日本電気株式会社(NEC)は、同社のエネルギー関連子会社であるNECエナジーソリューションズを通じ、チリ北部地域最大の電力会社となるエンジー・エネルヒア・チリ社※ から、2MW/2MWhの大型リチウムイオン蓄電システムを受注したと発表した。
※ エンジー・エネルヒア・チリ(ENGIE Energia Chile)社:
世界大手の電力・ガス会社であるENGIE Groupのチリ子会社。
この受注は、NECエナジーソリューションズとして中南米で3例目の受注となる。
このシステムは、チリ北部のArica(アリカ)市にあるエンジー・エネルヒア・チリ社が所有する変電所に設置され、2017年中の稼働開始を予定している。
中南米でNECエナジーソリューションズの受注3例目
同所では、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーと組み合わせた電力供給のほか、電力網での運転予備力およびピークシフトなどのアンシラリ―サービスを提供するとしている。
なお、NECエナジーソリューションズは、A123 Systems社(2001年にマサチューセッツ工科大学の技術をもとに起業したリチウムイオン電池開発・製造会社)からNECからの資本参加を受けて分離独立した会社(2014年6月設立)で、マサチューセッツ州に本拠地がある。
(画像はプレスリリースより)

日本電気株式会社 プレスリリース
http://jpn.nec.com/press/201705/20170509_04.html