メガソーラー発電所「ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク2」を建設
ソフトバンクグループで自然エネルギー事業などを行うSBエナジー株式会社と三菱UFJリース株式会社は、北海道勇払郡安平町においてメガソーラー発電所「ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク2」を建設し、共同で発電事業を行う、と発表した。
出力が国内最大規模の蓄電池併設型メガソーラー発電所
メガソーラー発電所「ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク2」は、株式会社苫東が所有する北海道勇払郡安平町の約90haの用地に建設される、
出力規模は約64.6MW、年間予想発電量は約7万1,477MWhで、一般家庭約1万9,854世帯分の年間電力消費量に相当する発電を行う。
北海道電力株式会社は、再生可能エネルギーの急峻な出力変動を緩和する対策のため、技術要件として太陽光発電設備に蓄電池などを併設して出力を制御することを2015年4月に公表し、太陽光発電事業者に求めている。
ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク2は、北海道電力の技術要件に基づき、蓄電容量約17.5MWhの大容量リチウムイオン電池設備を併設する。
蓄電池併設型メガソーラー発電所としては、出力規模が国内最大規模の発電所となる。
2020年度中に運転開始予定
発電所の運営は、2016年11月SBエナジーと三菱UFJリースが出資比率50%で共同設立した「苫東安平ソーラーパーク2合同会社」が行う。
SBエナジーにとっては、指定電気事業者制度による出力制御無補償の条件の下でプロジェクトファイナンスを組成する初めての事例になるとのこと。
発電所の着工は、は2017年5月中の予定で、2020年度中の運転開始を目指すという。
(画像はSBエナジー株式会社のHPより)

SBエナジー株式会社のニュースリリース
http://www.sbenergy.co.jp/press_20170428_01.pdf