再生可能エネルギーの普及拡大を目指す生協との連携
2017年5月1日、株式会社タケエイ(以下、タケエイ)は、同社が主に東北地域で事業展開している木質バイオマス発電事業に、コープ東北サンネット事業連合加盟の4生活協同組合(以下、生協)が資本参加すると発表した。
タケエイグループは、再生可能エネルギーの普及拡大を目指す生協との連携をより深めることを目的として、出資を受け入れることにした。
今後の具体的検討事項
先ず、地元産材を主燃料とした木質バイオマス発電事業によって創出された電力を活用する方法として、生協各施設への電気の供給、生協組合員への電気の供給など、共同で取り組み、具体的に推進する。
また、組合員の発電施設見学や啓蒙学習を通じて、再生可能エネルギー及び森林の保全活動についての理解を深める。
さらに、バイオマス発電施設の廃熱・CO2を有効活用して野菜を生産し、地域の組合員に供給することも検討する。
資本参加の概要
タケエイグループが東北地域において事業展開する3社と、出資する生協は、以下の通り。
株式会社津軽バイオマスエナジーは、所在地が青森県平川市、稼働時期が2015年12月で、資本参加する生協は、みやぎ生活協同組合・青森県民生活協同組合・生活協同組合コープあおもり。
株式会社花巻バイオマスエナジーは、所在地が岩手県花巻市大畑、稼働時期が2017年2月で、資本参加する生協は、みやぎ生活協同組合・いわて生活協同組合。
秋田グリーン電力株式会社は、所在地が秋田県大仙市協和稲沢、稼働時期が2019年春の予定で、資本参加する生協は、みやぎ生活協同組合。
(画像はタケエイ公式ホームページより)

タケエイ ニュースリリース
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