中国の研究開発拠点「TMEC」に水素ステーションを建設
2017年04月18日、トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は、2017年10月に燃料電池自動車「MIRAI」2台を導入し、中国各地での実証実験を開始すると発表した。
トヨタは、「中国燃料電池自動車商業化発展促進プロジェクト」(以下、同プロジェクト)に参画し、2017年~2020年の間、「MIRAI」の実証実験を行う。
なお、同プロジェクトは、UNDP(国連開発計画)とGEF(地球環境ファシリティー)が開発途上国の支援を目的に資金提供を行うプロジェクトの一つで、2003年より開始され、中国・ブラジル・メキシコ・エジプト・インドにおいて、燃料電池バスを運行し、第3期より、対象を乗用車に拡大して実施する予定。
また、実証実験開始に伴い、中国における研究開発拠点「TMEC」内に水素ステーションを建設する。
TMEC内水素ステーションの概要
同水素ステーションは、江蘇省、常熟高新技術産業開発区内に所在し、敷地面積280.20平方メートルで、水素供給はオフサイト式、充てん方式は差圧充填方式、充てん圧力は70MPaであり、SAE J2601に準拠する。
なお、中国では、現在、北京・上海・広州等の都市圏を中心に、5ヶ所の水素ステーションがあり、同水素ステーションは、江蘇省では初だ。
(画像はプレスリリースより)

トヨタ ニュース
http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/16447912