8.79MW太陽光発電システムを建設
米国のサンパワー(SunPower)社は4月10日、テキサス州プラノ( Plano)のトヨタモーター北米の新本社に、8.79MWサンパワーソーラーシステムの建設を開始した、と発表した。
太陽光でエネルギー需要の約33%を賄う
サンパワー社の約50名の認定作業員が、4つの駐車場の屋上にある鋼鉄のカーポート構造体の上に、高効率のサンパワー社製のソーラーパネルを設置している。
完成すれば、20,000枚以上のソーラーパネルが、10個のサッカー場に相当するエリアをカバーし、その下の車両に日陰と安全を提供する。
ソーラーシステムは、トヨタモーター北米新本社のエネルギー需要の約33%をクリーンエネルギーで賄うことが可能で、従来の系統電力網依存度を低減するとしている。
トヨタは、米国グリーンビルディング協会(USGBC:US Green Building Council)の環境性能評価システムで最高水準のLEED(R)Platinum認定を達成するため、さまざまな省エネルギー技術と持続可能な材料を最先端のキャンパス設計に統合した。
このプロジェクトで採用されたサンパワー社製の変換効率20%のEシリーズソーラーパネルは、 Cradle to Cradle(完全循環型) Certified(TM)Silverの認定を取得している。サンパワー社は、この認定を取得した世界唯一の太陽電池パネルメーカーである。
そのため、トヨタにとっては、Platinum認定を達成するための大きな利点となるという。
トヨタモーター北米は、電力購入契約(PPA)に基づき、サンパワー社から競争力のある価格で長期間電力を購入する。
また、メガソーラーシステムに付随した再生可能エネルギーのクレジットを保有する予定だという。
(画像はプレスリリースより)

サンパワー社のニュースリリース
http://newsroom.sunpower.com/