地熱開発の推進に貢献
一般財団法人新エネルギー財団は、5月18日と19日に、平成29年度の地熱開発技術者研修会を開催することをホームページで発表した。
この研修会は、地熱開発技術者の知識・技術の向上を図り、併せて各社技術者の交流を促進することにより日本の地熱開発の推進に寄与することを目的としたもの。
会場は、東京都港区赤坂の石垣記念ホール、募集人数は100名となっている。
地熱エネルギー概論や開発について
プログラムは、18日が、第1時限として、資源エネルギー庁の資源・燃料部、燃料政策企画室長である鈴木謙次郎氏による「地熱開発に向けた国の施策」、第2時限として、地熱情報研究所代表の江原幸雄氏による「地熱エネルギー概論」の講演が行われる。
次に第3時限として、三菱マテリアルテクノ株式会社、資源調査部部長補佐の小関武宏氏による「地熱探査技術(1)-地質調査・地化学調査」、第4時限として、日鉄鉱コンサルタント株式会社、地熱部部長である横井浩一氏による「地熱探査技術(2)-物理探査」、第5時限として、帝石削井工業株式会社の代表取締役社長である島田邦明氏による、「地熱井掘削概論」の講演を行う。
プラントや発電所設備について
2日目の19日には、第6時限として、JFEエンジニアリング株式会社の発電プラント事業部第二技術部長である松村忠彦氏による、「蒸気生産・輸送設備」、第7時限として、富士電機株式会社、火力・地熱プラント総合技術部担当部長である山田茂登氏による、「発電所設備」の講演が行われる。
昼食をはさんで第8時限として、国立研究開発法人の産業技術総合研究所、地圏資源環境研究部門の石戸経士氏による、「貯留層評価」、第9時限として、西日本技術開発株式会社、地熱部部長である 矢原哲也氏による、「地熱貯留層管理」、第10時限として、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構の地熱部 地熱技術課長である都築雅年氏による、「地熱発電の持続可能性に係る判断基準の技術的背景について」の講演が行われることとなっている。
(画像は一般財団法人新エネルギー財団より)

一般財団法人新エネルギー財団
http://www.nef.or.jp/topics/20170407.html