顧客ニーズに合わせて各社の持つ技術をパッケージにした幅広いサービスの提供
2017年4月5日、東京電力パワーグリッド株式会社(以下、東電PG)、株式会社東芝、マカフィー株式会社、株式会社NTTデータ、株式会社東光高岳および日本工営株式会社の6社は、電力系統監視制御システムおよびその周辺技術の海外事業展開に関して戦略的な提携(以下、同提携)を合意したと発表した。
6社は、2017年4月より、東南アジアやアフリカなどにおいて、サービス提供先選定に向けた市場調査を開始し、将来的には「総合的なO&M(Operation and Maintenance)事業」を展開する。
各社の提供するサービスの内容
東電PGは、高品質な電力を供給する技術を有した企業として、送配電系統の電力系統運用技術と電力設備等の運用・保守技術で、世界のインフラ整備に貢献していく。
株式会社東芝は、電力系統監視制御システムにおいて国内トップクラスの納入実績があり、付加価値の高いシステムを海外においても提供する。
マカフィー株式会社は、世界最大級の独立系サイバーセキュリティ企業として、ワールドワイドでの重要社会インフラへのサイバーセキュリティ対策の知見と経験を生かし、海外での事業領域拡大を推進する。
株式会社NTTデータは、グローバルな視野と、それぞれの地域、各国の顧客のニーズに合わせた先進的なネットワークやクラウド等のIT利活用により、東電PGの海外事業展開を支援する。
株式会社東光高岳は、電力流通システムを一貫してカバーする製品とサービスを提供する企業として、情報伝送装置や送配電設備の販売・保守などの役割を担う。
日本工営株式会社は、これまで国内市場で培ってきた高度な監視制御技術を軸に、特に送配電設備の展開における開発・運用・保守技術を提供する。
(画像は東京電力パワーグリッド公式ホームページより)

東京電力パワーグリッド プレスリリース
http://www.tepco.co.jp/