「日高庫富太陽光発電所」が竣工、運転・売電を開始
株式会社フージャースホールディングスは4月3日、同社グループの株式会社フージャースコーポレーションが、北海道沙流郡日高町でのメガソーラー「日高庫富太陽光発電所」が竣工し、運転および売電を開始したと発表した。
この内容は、既に「子会社による太陽光発電(メガソーラー)事業への参入に関するお知らせ」(平成27年10月13日付)にて発表していたもの。
同発電所は、北海道沙流郡日高町にあり、用地面積255,318m2(約25.5ha)の土地にパネル出力約10,204kW(約10.2MW)の発電設備を設置、年間発電量約1,200万kWh/年を見込む施設となる。
なお、発電した電力は、再生可能エネルギー固定価格買取制度に基づき、北海道電力株式会社に売電する。
蓄電池システム設置により安定的な電力供給を実現
この発電所の特徴としては、蓄電池システムを備えているため、日中の発電量増加や日の陰りによる減少などといった急激な出力変動を緩和することが可能で、太陽光発電の短所を補い安定的な電力供給を実現するとのこと。
これにより、北電は再生可能エネルギー導入量の拡大が可能になる。なお、この蓄電池システムの活用は、民間企業では同発電所が道内第1号案件として運転を開始することになるという。
【「日高庫富太陽光発電所」概要】
所在地:北海道沙流(さる)郡日高町字庫富(くらとみ)23-1他
用地面積:255,318m2
パネル出力:約10,204kW
年間発電量:約1,200万kWh/年
運転開始日:平成29年4月2日
(画像はプレスリリースより)

株式会社フージャースホールディングス プレスリリース
http://pdf.irpocket.com/C3284/SAip/YVcL/dWRj.pdf