NPO等による府民共同発電の取組みを募集
大阪府は4月3日、NPO等が一部寄付等を募って太陽光発電設備を公益的施設に設置し、その施設と連携して環境活動等を行う取組みに対して、費用の一部を補助する事業を行うと発表した。
これは、平成29年度事業計画としての公募を行うもので、公益的施設での太陽光発電導入と、地域での環境活動等を行う公益的団体の活動を支援するため、「大阪府環境保全基金」を活用する。
補助の対象となるのは、公益を目的とした活動等を行う団体となり、NPO(特定非営利活動法人)のほか、市民団体、自治会、PTA、学校法人、社会福祉法人等としている。
この応募条件は、府内の公益的施設に新規に太陽光発電設備を設置し、発電する電力は主として公益的施設にて使用することとしている(固定価格買取制度の「余剰買取」は認められる)。
100万円を上限に経費を補助、募集期間は6月30日まで
また、設置に要する費用のうち、補助団体の初期負担額(対象経費から当補助金を差し引いた額)の10%以上は、10者以上の府民等からの寄付か出資によるものとの指定がある。
さらに、設備設置後5年間は、公益的施設と連携して環境活動を含む連携活動等を計画的に実施するほか、発電量や連携活動の実施状況等を毎年報告こととされている。
補助内容は、1件あたり100万円を上限に補助対象経費(工事費、備品購入費、事務経費)の2分の1を補助するもので、採択予定件数は2件となっている。
なお、この募集期間は今年の4月3日から6月30日までで、詳細は下記リンク先に記載がある。
(画像は大阪府HPより)

大阪府 プレスリリース
http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/公募要領
http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/attach/