屋根置き太陽光発電設備の設置事業を落札
太陽光発電関連設備販売事業を手掛けるエグチホールディングス株式会社は4月4日、パートナー企業であるフィリピンの大手衛星通信会社We are IT Philippines社と共同で、フィリピン政府による屋根置き太陽光発電設備の設置事業を落札・受注した、と発表した。
2か所の屋根に600kW規模の太陽光発電を設置
フィリピン共和国では、太陽光発電システムの設置をはじめ、多くの再生エネルギー事業が入札対象である。
今回の太陽光発電設備設置事業は、Philippine National Oil Company(PNOC:フィリピン国立石油会社)がフィリピン政府から入札を受託したPNOCが管理する環境エネルギー事業である。
エグチホールディングスとWe are IT Philippines社は、共同で入札に参加し、落札した。入札案件では、日系企業として初の受注となる。
プロジェクトは、フィリピン共和国マニラ市にある国立銀行、フィリピン中央銀行の本店屋根に200kW、ケソン市にある造幣局の屋根に400kW、計600kW規模の太陽光発電設備を建設するもの。
パネル設置枚数は、2か所合わせて約2,250枚である。太陽光発電設備によって発電された電力は、全て館内で使用される予定である。
2017年4月中旬に工事を開始し、2017年6月中旬に運用を開始する予定である。
今後も積極的に入札案件に参加
エグチホールディングスは、今後も積極的に入札案件に参加し、さらなる受注獲得を目指すという。
今回の実績をもとに、フィリピンばかりでなく南アジアを含むASEAN諸国において、太陽光発電システムやソーラー街路灯システムの導入を加速させ、グローバルなインフラ整備に貢献する方針であるとのこと。
(画像はプレスリリースより)

エグチホールディングス株式会社のプレスリリース
http://eguchi-hd.co.jp/