低圧太陽光発電所の定期的なメンテナンスや緊急時の対応体制
2017年4月5日、東芝ITサービス株式会社は、産業用低圧太陽光発電事業者向けO&Mサ-ビス(以下、同サービス)の提供を開始したと発表した。
2017年4月1日より改正施行された「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」で、低圧太陽光発電所に対しても安定的な電力供給ができるように発電所の定期的なメンテナンスや緊急時の対応体制などが求められている。
このような状況で、東芝ITサービスは、メガソ-ラで培ったメンテナンスノウハウや同社の全国サービスネットワ-ク網を生かして、2017年4月1日より同サービスの提供を開始した。
なお、O&M(Operation & Maintenance)は、発電所事業者に代わって運転管理業務・維持管理業務を行う事業だ。
低圧太陽光発電O&Mサービスの概要
同サービスでは、低圧太陽光発電所の監視装置を東芝ITサービスのリモート監視センターで24時間365日監視し、異常があった場合には、必要に応じ発電所の事業者に代わって現地へ駆けつけて一次対応する。また、発電所を訪問して定期点検を実施し、その結果レポ-トを発行する。
なお、同サービスは、ドライ・イー株式会社(以下、ドライ・イー)および株式会社NTTスマイルエナジー(以下、NTTスマイルエナジー)と連携して提供し、ドライ・イーは顧客とのメンテナンス契約締結と通常メンテナンス以外の修繕等の工事を受託し、NTTスマイルエナジーは太陽光発電遠隔モニタリングサービス(エコめがね)を提供する。また、東芝ITサービスは障害受付と現地対応(O&M実務)を行う。
(画像はプレスリリースより)

東芝ITサービス ニュースリリース
http://www.it-serve.co.jp/topics/20170405.htm