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岐阜大学、アンモニアを原料とする水素製造装置を開発 

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岐阜大学、アンモニアを原料とする水素製造装置を開発 

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純度99.999%の水素を生成
2017年3月21日、岐阜大学は、次世代エネルギー研究センター長・神原信志教授が澤藤電機株式会社と共同で、アンモニアを原料とする低コスト、低環境負荷、高効率の水素製造装置の試作機を開発したと発表した。

今回、「プラズマメンブレンリアクター」と「プラズマ発生用高電圧電源」で水素製造装置を開発し、純度99.999%の水素を生成することに成功したとしている。更に、この装置から得られた水素を燃料電池に利用し、発電することも確認したという。

岐阜大学
燃料電池自動車などへの普及が期待される
神原教授は、化学工学、反応工学、燃焼工学、プラズマ応用環境技術、紫外光応用環境技術を専門とし、2011年には、大気圧プラズマを利用して、常温・無触媒でアンモニアから水素を製造する方法を開発したとしている。

澤藤電機は、群馬県に所在し、電装品、電子製品、発電機、冷蔵庫などを製造する企業である。

神原教授と澤藤電機は、2012年にプラズマを利用し、アンモニア(常温・常圧・無触媒)から高純度水素を製造する「プラズマメンブレンリアクター」を開発したという。

今後、水素をアンモニアで貯蔵し、産業用や家庭用燃料電池発電機、燃料電池自動車などへの普及が期待されるとしている。更には、アンモニアを供給すれば走行可能な燃料電池自動車を実現出来る可能性もあるとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

岐阜大学 プレスリリース
http://www.gifu-u.ac.jp/


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