ソーラーランタン10万台プロジェクトで累計8万台到達
パナソニック株式会社は3月24日、同社が実施している「ソーラーランタン10万台プロジェクト」にて、この3月22日に2012年の初寄贈以降5カ年間で寄贈対象国は22カ国、寄贈累計は8万台に達したと発表した。
またソーラーランタンを、このプロジェクトで初めて南アフリカ共和国、スワジランド王国、レソト王国の非営利団体(NGO)に対して1,584台を寄贈したほか、コンゴ民主共和国に対しても国連開発計画(UNDP)を通じて900台を寄贈したという。
今後も引き続いて各国の持続可能な社会へ向け貢献
このプロジェクトは、同社が創業100周年となる2018年までに、世界の無電化地域に対しソーラーランタンを計10万台寄贈する活動となる。
2012年のミャンマーでの寄贈を皮切りに、これまでにアジアやアフリカなどの開発途上国を中心に22カ国、83,666台を超えるソーラーランタンを寄贈してきている(2017年3月現在)。
太陽光発電で明かりの灯るランタンの明るい光により、夜間でも医療や教育などの活動を円滑に行うことができるほか、灯油ランプでの健康被害もなくなり、燃料代がかからないため家計負担が減っていることが報告されているとのこと。
なお同社のソーラーランタンは、これまで寄贈したアフリカ諸国でも高い品質評価を受けていることから、今後も引き続いて、各国の持続可能な社会へ向け貢献していくとしている。

パナソニック株式会社 プレスリリース
http://news.panasonic.com/jp/topics/152765.html「ソーラーランタン10万台プロジェクト」
http://panasonic.net/sustainability/jp/lantern/