「亘理・山元第2地区」太陽光発電所竣工式の開催
宮城県は3月22日、復興関連事業の活用により津波被災地域に4箇所の太陽光発電所建設を進める中、このほど亘理・山元第2地区の発電所が完成することから、発電開始の周知と地域農業再生の契機とするべく、3月27日(月)に竣工式を開催すると発表した。
竣工式は、宮城県が主催し3月27日(月)の午前10:30から、亘理町吉田地区交流センター多目的ホール(亘理町吉田字大塚185)にて開催する。
この発電所は、同県亘理郡亘理町吉田字南下地内の敷地面積4.0haに、発電出力が1,455kWで設備容量2,253kWの太陽光発電所を建設していたもので、年間発電電力量は約1,897千kWhを見込んでいる。
防災集団移転促進事業跡地の有効活用モデルに
この取り組みは、売電収益を土地改良区が管理する用排水機場の掛かり増し経費等に充てることで農家負担を軽減するほか、将来における発電設備更新積立の一部に充てられるとともに、防災集団移転促進事業跡地の有効活用モデルになるという。
なお、他の3地区でも建設を進めていて、岩沼藤曽根地区(発電出力:1,900kW)は、平成29年3月1日から売電を開始しているほか、東松島地区(同:870kW)は平成29年4月1日の売電開始を、また石巻第2地区(同:922kW)は平成30年4月1日の売電開始を予定している。
(画像はプレスリリースより)

宮城県 プレスリリース
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