出力60.9MWの太陽光発電プロジェクトの建設に着手
中国ETエナジー(ET Energy)のドイツの子会社ETソリューションズ(ET Solutions)株式会社は3月15日、ヨルダンで60.9MWの太陽光発電プロジェクトの建設に着手した、と発表した。
プロジェクト完成後には、欧州、中東、アフリカ(EMEA)において、最大規模の直流1,500V太陽光発電施設の1つになるという。
EPCフルターンキー契約を締結
太陽光発電プロジェクトは、ヨルダン政府のエネルギー・鉱物資源省(Energy and Mineral Resources)による「太陽光調達プログラム」の第2ラウンド事業。
発電と脱塩水事業を手掛けるサウジアラビアのACWA Power社が落札した。ACWA Power社は、プロジェクトのオーナー兼ディベロッパーである。
ETソリューションズは、中国电力工程顾问集团有限公司(China Power Engineering Consulting Group)の西北電力設計院 (Northwest Power Design Institute、NWPDI)をコンソーシアムのパートナーとして、EPC(設計・調達・建設)フルターンキー契約を締結した。
プロジェクトは、ヨルダンのアンマンから北東50kmにあるマフラク(Mafraq)に、EMEAにおいて最大規模となる、直流1,500Vの出力60.9 MWのメガソーラを建設するものである。
売電価格は、6.13セント/kWh
今月初めに建設工事を開始し、10か月以内の完成を目指している。
プロジェクトの完成後、発電電力はヨルダンのNational Electric Power Company (NEPCO)に、0.043JD(ヨルダン・ディナール)/kWh(6.13セント/kWh)で売電されるという。
(画像はET SolutionsのHPより)

ET Solutionsのニュースリリース
http://www.etsolutions.de/