集合住宅など多様な設置条件に対応
2017年03月07日、京セラ株式会社は、国内住宅用定置型の3.2kWh蓄電システム(以下、同蓄電システム)を本年4月より発売すると発表した。
同蓄電システムは、同容量としては業界最小、最軽量クラスで、設置性や施工性が向上し、戸建住宅のほか、これまで設置が難しかった集合住宅や屋内にも設置可能。また、蓄電容量を小さくし、導入時の経済的負担を軽減した。
2019年以降、太陽光発電の余剰電力買取制度の買取期間が終了する住宅において、既設の太陽光発電システムを有効活用するために、新たに蓄電システムを導入しようとする動きに対応した製品だ。
主な特長
外形寸法が幅530mm・奥行き300mm・高さ650mmのコンパクト設計で、集合住宅の各住戸玄関脇の限られたスペースなど多様な設置条件に対応し、屋内にも設置して、塩害地域などの屋外設置が困難な地域でも導入可能だ。
本体重量は約54kgと軽量で、ブロック基礎による簡易施工で設置できるので、施工時の作業負担も軽減される。
充電時、放電時ともに95.5%の高い電力変換効率により電力損失を低減し、太陽光発電で創った電気を有効に活用できる。
太陽光発電システムで創った電気を、売電優先にする「通常モード」、蓄電優先にする「グリーンモード」の2つのモードから、顧客のニーズに合わせた設定が可能。
(画像はプレスリリースより)

京セラ ニュースリリース
http://www.kyocera.co.jp/news/2017/0301_rrch.html