後付け簡単、柔軟設置で自家消費をサポートする蓄電システム
2017年3月13日、オムロン株式会社は、戸建住宅や小規模産業施設向け、「住・産共用フレキシブル蓄電システム、KPACシリーズ」を2017年夏より発売開始すると発表した。
同社は、自らが使用する電力をより安価に自らで作る「自家消費」のニーズに対応し、点在する小規模な再エネ発電や蓄電池、燃料電池等の設備と、電力の需要を管理するネットワーク・システムをまとめて制御するVPP市場に向けた蓄電システムのラインナップ強化を図っていく。
「KPACシリーズ」の主な特長
蓄電池ユニットは、蓄電池容量6.5kWh、充電時間約6時間のリチウムイオン電池で、家庭用空気清浄機並みのコンパクト設計。
パワーコンディショナは、太陽光発電用と同様に壁掛け設置で、重塩害対応タイプもあり、蓄電池はクレーン搬入や基礎工事が不要で、設置時の工数・工費が大幅に削減された。このため、日本工業規格(JIS)で規定された防塵・防水規格IP65で、海岸線から500m以内又は潮風が直接当たる場所にも設置が可能だ。
国際標準化されている通信プロトコル「Echonet Lite」の搭載により、各HEMS機器との接続が可能。
(画像はプレスリリースより)

オムロン ニュースリリース
http://www.omron.co.jp/press/2017/03/c0313.html