CO2を排出しない水力発電のみを販売する国内初の料金プラン
2017年3月2日、東京電力エナジーパートナー株式会社は、東京電力グループの一般水力発電(揚水発電およびFIT電気を除く)を電源とした、法人顧客向け料金プラン「アクアプレミアム」を、新たに創設したと発表した。
第1号の顧客として三菱地所株式会社・新丸の内ビルディングとソニー株式会社本社・ソニーシティ大崎「NBF大崎ビル」の2社が、2017年4月から、同プランによる電力をご購入することで合意した。
アクアプレミアムの概要
電源は、全て東京電力グループの一般水力発電所(揚水発電および FIT 電気を除く)で発電され、発電の際にCO2を排出しない水力発電のみの電力。多数の水力発電所から電気を調達して、顧客の購入量に応じて昼夜を問わず安定的に電気を供給することが可能。
「地球温暖化対策の推進に関する法律」(温対法)の「温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度」において、CO2 排出量の削減に寄与する。
原則として、契約電力が同社との協議により決定している500kW以上の顧客で、施設全体で使用する電気の10%以上、または年間100万kWh以上を同プランの電気で使用することがご加入条件だ。
料金は、同プランで使用する電力量に対して、CO2排出量ゼロの付加価値分を加算し、顧客が契約している料金プランや、同プランの使用量に応じて個別に決定する。
(画像は東京電力ホールディングス公式ホームページより)

東京電力ホールディングス プレスリリース
http://www.tepco.co.jp/アクアプレミアムの概要
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