世界中の配送センターの屋上に太陽光発電パネルを設置
アマゾンはシアトル現地時間3月2日、世界中の配送センターなどの屋上に太陽光発電パネルを設置する、と発表した。
2020年までに世界中の50の発送センターに太陽光発電システムを導入
アマゾンは、2020年までに、世界中にある50の発送センターなどの屋上に太陽光発電システムを導入する計画だ。
初期の太陽光発電プロジェクトは、2017年中に米国にある15以上の配送センターなどの屋上に、発電出力41MWの大規模太陽光発電システムを設置する。
2017年に完成するプロジェクトは、カリフォルニア、ニュージャージー、メリーランド、ネバダ、デルウエアの5州で展開する。
条件によっては、太陽光発電設備は、単一の配送センターが年間必要とする電力の80%を賄うことができるという。
例えば、カリフォルニア州のパターソン配送センターの屋根に導入される太陽光パネルは、建物の屋上の面積110万平方フィート(約10万2,000平方m)の4分の3以上をカバーし、カリフォルニアの豊富な太陽光を受け、数百体のアマゾンロボットを動かす電力源になる。
アマゾンは、風力発電を含め再生可能エネルギーを全体で出力3,600GWを創出するプロジェクトを推進しており、米国における再生可能エネルギーを購買するリーディングカンパニーである。
(画像はプレスリリースより)

アマゾンのプレスリリース
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