2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、100台以上のFCバス導入を予定
2017年02月24日、トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、トヨタブランドで販売する最初の燃料電池バス(以下、FCバス)を、東京都交通局へ納車したと発表した。
3月に納車予定の2台目と合わせ、3月より東京都営バスとして運行の予定だ。
今後は、東京を中心に100台以上のFCバスを導入する予定。
トヨタFCバスの概要
FCバスは、燃料電池自動車「MIRAI」向けの、燃料電池技術とハイブリッド技術を融合した「トヨタフューエルセルシステム」を採用しており、内燃機関に比べてエネルギー効率が高く、走行時にCO2や環境負荷物質を排出しない優れた環境性能だ。
車両は、全長10,555mm・全幅2,490mm・全高3,340mm、乗車定員は、座席26人・立席50人・乗務員1人の合計77人で、国土交通省が定める「ノンステップ基準」に合致しており、高齢者や児童が容易に乗降できるバスだ。
なお、最高出力7.2kWかつ大容量235kWhの大容量外部電源供給システムを採用しており、災害などの停電時に、学校体育館等の避難所や家電の電源としての利用が可能だ。
(画像はプレスリリースより)

トヨタ ニュースリリース
http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/15160323