化石燃料依存からの脱却及び電力の安定供給のため、再生可能エネルギー発電プラントを建設
2017年3月1日、丸紅株式会社(以下、丸紅)は、アラブ首長国連邦・スワイハン太陽光発電プロジェクト(以下、同プロジェクト)に関わる売電契約をアブダビ水電力会社(Abu Dhabi Water and ElectricityCompany、以下、ADWEC)と締結したと発表した。
多くの中近東の国々が化石燃料依存からの脱却と電力の安定供給を目ざして再生可能エネルギー発電プラントの建設を計画しており、丸紅は、火力発電造水事業とともに、再生可能エネルギー発電事業の拡大を図っていく。
スワイハン太陽光発電プロジェクトの概要
発電容量は1,177MWで、商業運転開始は2019年4月を予定しており、発電された電力はADWECに25年間売電する。
丸紅とジンコソーラー社(JinkoSolar Holding Co., Ltd、以下、JinkoSolar)が、それぞれ20%、アブダビ水電力省(Abu Dhabi Water and Electricity Authority、以下、ADWEA)が60%出資する特別目的会社が、太陽光発電プラントを建設し保守・運転を担う。
なお、ADWECは、1998年に設立され、アブダビ首長国における発電造水事業の運営を行っている。また、ジンコソーラーは、2006年の設立で、太陽光モジュールの開発・製造・販売、及び太陽光発電事業を行っている。
(画像は丸紅公式ホームページより)

丸紅 ニュースリリース
http://www.marubeni.co.jp/news/2017/release/20170301.pdf