電力会社とエンジニアリング会社がインフラサービス分野で戦略的アライアンス
2017年2月28日、東京電力フュエル&パワー株式会社(以下、東電FP)とJFEエンジニアリング株式会社(以下、JFEE)は、再生可能エネルギーおよび自治体等に対するインフラサービス分野における共同事業実施に向けた基本合意書を締結したと発表した。
両社は、低炭素社会に向けた再生可能エネルギー市場の拡大と自治体サービス民営化の流れを視野に、2016年11月から、経営資源の相互有効活用の可能性について幅広く検討を進めてきたもので、電力会社とエンジニアリング会社が、これらの分野で戦略的アライアンスを結ぶのは初めてのこと。
さらに、両社は、さらなる競争力強化と企業価値向上に取り組むとともに、地球環境問題、人口減少に対応したインフラ維持・管理の効率化等、社会的課題の解決に貢献していくとのこと。
事業化に向けた具体的な検討事項
火力発電で培ってきた東電FPの事業運営・O&Mノウハウと、環境プラントに関するJFEEのEPC・O&Mノウハウを融合し、廃棄物処理・リサイクル、下水汚泥の燃料化、木質バイオマス発電など低炭素資源の燃料化から発電までの事業戦略の構築と、上下水道などを含む自治体インフラの建設から運転・保守までを手がける事業展開を目指す。
(画像はプレスリリースより)

JFEエンジニアリング ニュースリリース
http://www.jfe-eng.co.jp/news/2017/20170228095435.html