小売電気事業者の登録で電力小売事業に本格参入
楽天株式会社は2月21日、経済産業省・資源エネルギー庁による小売電気事業者への登録を受け、電力小売事業に本格参入する、と発表した。
小売電気事業者の登録で低価格な電力サービスを提供
楽天は、2013年6月エネルギーサービス「楽天エナジー」を立ち上げ、12月より高圧・特別高圧電力利用の事業者向けサービス「i シェアリングサービス」を開始した。
電気の使用状況に応じて電力使用料金やインセンティブなどが変わる「デマンドレスポンス」や新電力活用のコンサルティングを提供し、コスト削減を提案してきた。
今回、小売電気事業者として登録されたことで、高圧・特別高圧電力を利用している、インターネット・ショッピングモール「楽天市場」への出店者、旅行予約サービス「楽天トラベル」に加盟する宿泊施設に対し、さらに低価格な電力サービスを提供することが可能になった。
楽天は、2月21日より、さらなるコスト削減に貢献するため、年間電気利用料金から15%割引するキャンペーンを実施する。
電力小売事業本格参入記念キャンペーン概要
地域電力会社との約款内メニューの年間電気料金から、もれなく15%割引する。キャンペーン期間は、2017年2月21日17:00~2017年6月1日9:59まで。
キャンペーンの参加条件は、期間中にiシェアリングサービスの契約企業、楽天グループとの取引企業、契約電力500kW未満で高圧受電している需要場所であること。
キャンペーン申し込み後は、1週間以内に地域電力会社の電気料金明細、直近1年分を提出する必要がある。
(画像はプレスリリースより)

楽天株式会社のプレスリリース
http://corp.rakuten.co.jp/news/press/2017/0221_03.html