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2025年05月06日(火)
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グリーンリバー、ウィンドレンズ社と業務提携し風力発電事業に参入

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グリーンリバー、ウィンドレンズ社と業務提携し風力発電事業に参入

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風力発電メーカーと業務提携
グリーンリバー株式会社は2月15日、日本国内の風力発電メーカーである株式会社ウィンドレンズと業務提携を締結した、と発表した。

グリーンリバー
風レンズ風車は発電量が3倍!
グリーンリバーは、本社を福岡県久留米市に置き、2012年から太陽光発電所建設事業を開始し、約4年間で400MWの太陽光発電所を建設した。

ウィンドレンズは、福岡県筑紫野市に本社を置き、九州大学で開発された風力発電機「風レンズ風車」、を製造販売する風力発電メーカーである。

風レンズ風車は、ブレード周辺に風レンズ(集風体)を取り付けたものである。風レンズは、風の下流側に向かって断面積が広がる中空構造体(ディフューザー)とその周りのつばから構成されている。

つばの部分で発生する渦が、風車下流で負圧を作りだし、ディフューザー内に集風するため、ブレードに流入する風速が1.3~1.5倍に増速する。風車の発電量は、風速の3乗に比例するため、この風車レンズ効果により、同じ風の強さであれば約3倍の発電量を得ることができる。

したがって、風レンズ風車は、コンパクトで発電効率が高く、従来の風車よりも低騒音の小型風力発電機である。5kWの風レンズ風車は、高さが約13mであるため建築基準法の適用外。大型風車が設置できないような地域や場所にも簡単に設置することができる。

風レンズは視認性が良好なため、鳥が認識しやすく、バードストライクの防止にも有効である。

また、風レンズ風車は、商用電力と連系した系統連系タイプと、バッテリーを備えた独立タイプの2タイプ仕様で、用途により選択可能である。

太陽光発電所のノウハウを活かし風力発電事業に参入
グリーンリバーは、太陽光発電所事業で蓄積したノウハウを活用し、風力発電事業に参入する。

再生可能エネルギーを通じて持続可能な地域社会を創造する、という企業理念の実現を目指すため、風力発電所の開発を推進する意向である。

(画像はグリーンリバー株式会社のHPより)


外部リンク

グリーンリバー株式会社のプレスリリース
http://pressrelease-zero.jp/archives/107223

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