O&M総合補償制度「メンテナンスPLUS」提供開始
株式会社イワテックは、日本リビング保証株式会社と業務提携し、O&M業者向けのメンテナンスサポートと総合補償を一つにしたサービス「メンテナンスPLUS」を開始したと発表した。
太陽光発電システムに不具合が発生しO&M事業者が原因を明確にする際、「製品起因」「施工起因」「メンテナンス業務瑕疵」等の責任境界の判定や説明に係る業務負担は相当に大きく、その修補に要する費用負担は、O&M事業者だけでなく発電事業者にとっても課題となっていた。
このサービスは、こうしたケースでO&M事業者のメンテナンスリスクを軽減し、発電事業者の収益最大化に貢献できる、太陽光業界初の総合補償制度とのこと。
機器故障による本体費用や工事費用を補償
同サービスの特長は、突発的な電気的・機械的な不具合が発生した際でも、費用負担について発電事業者と交渉することなく、速やかな修理対応が可能となり、損失を最低限に抑えられることであるという。
そして、仮にモジュール製造元や販売元が破たんしても、電気的・機械的な不具合に保険対応が可能となる「バックアップ補償」としても利用できるほか、自然災害でのフルカバー補償を修理回数無制限で対応できるとしている。
また、専門チームによる「年次点検」や「年次レポート作成」を代行提供するため、O&M事業者の業務負担軽減となる。煩雑な特殊機器により高圧案件の精密検査など技術サポートの利用(別途契約)も可能になるとのこと。
さらに、機器故障で売電停止期間が発生した場合は、メーカー提供の発電量シミュレーションソフトでの試算結果に基づき、“逸失発電量”に相当する金額を補償するほか、電力会社による出力抑制実施の際に見舞金を支払うという。
(画像はイワテックHPより)

株式会社イワテック プレスリリース
http://www.i-sunny.net/topics/news/2017/02/13/1336/