太陽光と風力によるハイブリッド型発電所
ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社は、同社と株式会社北拓が、北九州市若松区響灘地区において、「響灘ウインドエナジーリサーチパーク」の起工式を2月7日に執り行ったことを発表した。
起工式には、北九州市の今永副市長をはじめ、工事関係者や金融機関関係者などが列席し、無事の竣工を目指し、工事期間中の安全を祈願致した。工期は2017年2月から12月となる予定。
「響灘ウインドエナジーリサーチパーク」は、ジャパン・リニューアブル・エナジーと北拓の合弁事業体である響灘ウインドエナジーリサーチパーク合同会社が事業主となるプロジェクトで、北九州市港湾空港局が実施した公募事業「北九州市若松区響灘地区への風力発電関連産業の集積促進事業」にて採択されたもの。
発電所は、太陽光と風力によるハイブリッド型。発電能力は、風力で、3,300キロワットが2基の6,600キロワット、太陽光で、パネル数が10,500枚の3,045キロワットとなっている。また、現地では、ハイブリッド発電技術や遠隔監視によるメンテナンスシステムの構築等の実証研究も実施する予定だ。
総合的なマネジメントによる安定した事業
ジャパン・リニューアブル・エナジーは、太陽光や風力、バイオマスなど再生可能エネルギーによる安定的で経済的な電力供給を行い、持続可能な社会を作ることに注力してきた。
また、事業用地の地権者などの地域関係者、施工会社や金融機関などと協力し、事業化に向けた事前調査から、事業計画策定、資金調達、設備調達、工事管理、運転・保守にいたるまで、総合的なプロジェクトマネジメントによって事業を推進している。
2020年には総発電容量を100万キロワットまで拡大することを目指し、今後も日本のエネルギー自給率向上に貢献する意向を示している。
(画像はプレスリリースより)

ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社
http://www.jre.co.jp/pdf/news_20170213.pdf