物流施設2棟が「DBJ Green Building認証」を取得
日本自動車ターミナル株式会社(JMT)は、既設物流施設「京浜トラックターミナル7号棟」と現在建設中の高機能型物流施設「ダイナベース」について、株式会社日本政策投資銀行(DBJ)が行う「DBJ Green Building認証」を取得し、評価ランク「5つ星」が付与されたと発表した。
※ DBJ Green Building認証(以降、GB認証と略):
国内トップクラスの卓越した「環境・社会への配慮」がなされたビル。
GB認証は、単なる経済性だけでなく、「環境・社会への配慮」を併せ持つ不動産の性能・特徴を整理した上で、環境性能に加えてさまざまなステークホルダーからの要請に応じた取り組みも踏まえ、総合的に選定・評価するものとされている。
太陽光発電で環境保全対応と災害への備えなどが評価
同社は、物流施設の設置に当たり、環境保全への対応として屋上には太陽光発電設備を設置するとともに、「災害に強いトラックターミナルの構築」に向け、近接して施設全体で72時間対応可能な非常用自家発電設備を設置している。
このため、今回のGB認証での評価理由には、一つは太陽光発電システムの導入と、敷地内でのCNG(天然ガス)スタンド設置のほかLED照明導入など、環境対策を推進していることが挙げられている。
さらに、施設には免震構造を採用したほか、京浜トラックターミナル敷地内全体へ72時間の電力供給可能な非常用発電機の設置など、災害時に備える取り組みを行っていることが評価されたとのこと。
(画像はプレスリリースより)

日本自動車ターミナル株式会社 プレスリリース
https://j-m-t.co.jp/topics/pdf/news20170209.pdf 「京浜トラックターミナル7号棟」施設情報
https://j-m-t.co.jp/topics/pdf/