分譲価格は1区画270万円
株式会社サンパワーは2月8日、茨城県において太陽光発電を利用したLED植物工場を1区画270万円で2月7日より分譲販売する、と発表した。
太陽光発電による完全制御型植物工場の野菜は安全・安心
サンパワーは、茨城県石岡市に設置した大型植物工場を分譲販売する。太陽光発電を1kWあたり36円で売電し、ランニングコストを大幅に軽減した完全制御型植物工場である。
人工光源、各種空調設備、養液培養により、環境を完全に制御し、野菜の生育に最適な環境を提供する。
植物工場は、気象変動の影響や病原菌・害虫の被害がないため、無農薬の安全で安定した品質の野菜を生産することができる。
販売価格は1口270万円で、80区画を募集する。共用部分を含む太陽光パネルの面積は、500平方m。植物工場の上部に太陽光パネルを設置することで、土地を有効活用した。その電力を、植物育成のためのLED、光源、空調設備に供給し、光熱費などを軽減した。
植物工場1区画は、15mの列が6列、各3段の棚数である。植物工場は、インターネットにより管理可能である。
一般家庭や飲食店で利用可能
収穫可能な主な野菜は、フリルレタス、クレソン、レタス、スイートバジル、グリーンリーフ、ロメインレタス、からし水菜などである。
一般家庭では、20年間安定して安全な野菜を入手し、野菜代を軽減するばかりでなく、収穫した野菜を販売して利益を得ることもできる。
飲食店などでは、高機能野菜を安定的に確保し、食材費を軽減するとともに、店舗で販売することができる。
(画像はプレスリリースより)

株式会社サンパワーのプレスリリース
https://www.value-press.com/pressrelease/177700