官民連携再生可能エネルギーファンドの投融資案件発表
東京都は2月10日、官民連携再生可能エネルギーファンド事業で、JAGインベストメントマネジメント株式会社が運営するファンドが投融資する対象を、栃木県の壬生ソーラーウェイ合同会社としたことを発表した。
この事業は、再生可能エネルギーの東北地方等での広域的な普及拡大と都内での導入促進等を目的に推進しているもので、今回の投融資案件は、太陽光発電所の建設により再生可能エネルギーの導入を促進するものとなる。
今案件含め東京都の投融資案件は全体で9案件に
ファンド名称は、「T・JAGグリーンエナジー投資事業有限責任組合」となり、JAG広域型ファンドと称される。なお今案件で都は、未利用地の有効活用や固定資産税等の支払い等を通じ、地域経済への貢献につながっていくことが期待されるとしている。
なお、同ファンドによる投資案件は、これまでに太陽光発電3案件(合計約16,000kW)がある。また、この他のファンド案件を含めると東京都の投融資案件は全体で9案件(バイオマス発電:約6,300kW、風力発電:各1件含む)となる。
【投融資案件概要】
ファンド名称:T・JAGグリーンエナジー投資事業有限責任組合
運営会社:壬生ソーラーウェイ合同会社
所在地:栃木県下都賀郡壬生町大字藤井字星ノ宮2126番1他
発電方式:太陽光発電
出力:約16,800kW
運転開始:平成29年3月(予定)
総事業費:約65億円
(画像はプレスリリースより)

東京都 プレスリリース
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/プレスリリース資料
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/