官民共同による熱電供給は日本で初めて
JFEエンジニアリング株式会社は2017年2月2日、静岡県の磐田市と共同で熱電供給事業を開始すると発表した。2017年4月に新しい会社を設立するとしている。日本で初めての民間企業と地方公共団体による熱電供給事業となる。
磐田市は、地域産業の強化や雇用の創出、低炭素社会を目指しているという。今回、同社の熱電供給事業の提案と磐田市の施策が合致し、合意に至ったとしている。設立する新会社には、磐田信用金庫からの出資も決定しているという。
アーバンエナジーからの供給電力を磐田市の民間施設に販売
JFEエンジニアリング株式会社は、太陽光発電や風力発電、バイオマス発電などの事業を行っており、アーバンエナジー株式会社を通じて、電力小売事業にも参入しているという。
今回設立する新会社は、アーバンエナジー株式会社からの供給電力を磐田市の民間施設に販売する事業から行っていくとしている。
2018年度中には、「磐田ららシティ」内にガスエンジン発電所を建設し、周辺企業などへの熱供給を行うという。又、株式会社スマートアグリカルチャー磐田(SAC iWATA)には、熱・電力・CO2を供給する予定だとしている。
(画像はプレスリリースより)

JFEエンジニアリング株式会社 ニュースリリース
http://www.jfe-eng.co.jp/news/2017/20170202074839.html