プロジェクト資産を裏付に総額約54億円の資金調達
日本アジアグループ株式会社は2月2日、同社傘下のJAG国際エナジー株式会社が開発するメガソーラープロジェクト資産を裏付としたプロジェクトファイナンススキームにより、総額約54億円の資金調達を行うことになったと発表した。
今回の資金調達は、株式会社格付投資情報センター(R&I)から「A」格付の取得をしたことで、日立キャピタル信託株式会社が格付の付与された有価証券発行と信託借入(通称グリーンプロジェクトボンド)により、ノンリコースローン(非遡及型融資)が行われるものという。
地域特性に合わせた太陽光発電所開発とまちづくり
融資スキームのストラクチャーと関係者情報としては、日立キャピタル信託株式会社が受託者となり、ゴールドマン・サックス証券株式会社が当初委託者とアレンジャーを兼ねる形となる。
また、JAGインベストメントマネジメント株式会社がアセットマネージャーとなり、スポンサーとしてJAG国際エナジー株式会社が機能するとのこと。
なお同社は、再エネ固定価格買取制度のもと、メガソーラー発電所の開発に向け、これまで培った技術とノウハウを活用して地域特性に合わせた太陽光発電所を開発するほか、地域住民と同施設を活用した地域およびまちづくりへの取り組みを進めていくという。
そして今後も、金融事業のノウハウを活用、グリーンエネルギー事業を推進していくとしている。
(画像は日本アジアグループHPより)

日本アジアグループ株式会社 プレスリリース
http://www.japanasiagroup.jp/cms/pdf/