架台一体型屋根システム「HITルーフ」を販売開始
パナソニック株式会社 エコソリューションズ社は1月26日、架台一体型屋根システム「HITルーフ」を、2月1日から本格的に全国一般販売を開始すると発表した。
これは、もともと独自の耐震住宅工法「テクノストラクチャー」採用住宅の専用製品として、2013年6月から限定販売してきた太陽電池モジュールHIT専用「機能屋根システム」で、屋根バリエーション追加や外観デザイン・施工性の向上を目的とした設計改良を重ね、このほど商品名変更を行ったとのこと。
簡単に設置し、屋根スペースの有効活用が可能
同システムの特長は、穴あけなしで簡単に太陽光発電システムの設置が可能で、限られた屋根スペースを有効に活用できるほか、屋根面だけでなく屋根まわりを含めた屋根全体に一体感を与える美しい外観デザインとなるという。
なお同社の調査では、戸建住宅購入者が新築時に太陽光発電システムを断念した理由に、電気代削減額や設置費用のほか、屋根面積が狭く希望枚数を搭載できない、などを挙げているものの、断念した人の60%は「今後も検討したい」と回答し、太陽光発電システム導入への関心は高いとのこと。
このシステムでは、太陽電池モジュールHITを新築時だけでなく後からも屋根面の隅まで敷き詰めることができ、より多くの太陽電池モジュール枚数を搭載できる性能は、要望の発電容量に近づける可能性が高まるとしている。
(画像はプレスリリースより)

パナソニック株式会社エコソリューションズ社 プレスリリース
http://news.panasonic.com/jp/press/data/2017/01/