大型太陽光発電所の保守・運用に関する契約を締結
NECネッツエスアイ株式会社は1月27日、X-Elio JAPAN株式会社(エクセリオ)との間で、宮城県に建設する大型太陽光発電所の保守・運用に関する契約を締結したと発表した。
対象の太陽光発電所は、宮城県白石市と宮城県黒川郡大和町/富谷市の2カ所に建設するもので、総開発面積は85万m2、太陽光パネル約20万枚を使用するもので、合計発電容量(定格発電出力)は58MWとなる。
すでに契約済みの設計・設置工事のほかに、保守・運用に関する契約として今回行うもので、この契約金額は約25億円となり、すでに契約済みの設計・設置工事を含めると、約155億円になるとのこと。
両社は再生可能エネルギーの普及に協力
同社は、国内ではインフラ事業とサービス事業を両輪とした成長を図っていて、とりわけインフラ事業では、投資の盛り上がるテーマに注力することでの事業拡大を目指している。
エクセリオは、旧社名がGestamp Asetym Solar Japan株式会社で、太陽光発電事業の開発を目的に平成24年8月22日に設立している。すでに、世界9カ国に開発実績を持ち、日本では今後4~5年間に約20件、総計600MWの太陽光発電所建設を予定している。
両社は、こうしたそれぞれの戦略事情から今回の契約に至ったもので、このプロジェクトを成功させ、これをステップとして再生可能エネルギーの普及に協力していくとしている。
(画像はNECネッツエスアイHPより)

NECネッツエスアイ株式会社 プレスリリース
http://www.nesic.co.jp/news/2017/20170127.html