水素エネルギーの教育拠点に
2017年1月27日、積水ハウス株式会社・鳥取県・鳥取ガス株式会社・本田技研工業株式会社は、「鳥取すいそ学びうむ(とっとり水素学習館)」の完成セレモニーを行ったと発表した。
鳥取県は、地球温暖化防止と低炭素社会の構築を目指し、「水素エネルギー実証(環境教育)拠点整備プロジェクト」を推進しており、 2016年1月25日に締結した協定に基づき、「鳥取すいそ学びうむ」を完成させたという。
全国初となるプロジェクト
「鳥取すいそ学びうむ」は、鳥取ガスグループの敷地内に、太陽光パネルとスマート水素ステーションを設置し、太陽光パネルで発電した電力を用いて、水素を製造するという。
又、製造した水素を燃料電池自動車や燃料電池に供給し、燃料電池自動車や燃料電池から、スマートハウス化した積水ハウス展示住宅へ電力供給を行うとしている。再生可能エネルギーを活用した水素ステーションと水素エネルギーで一体整備するプロジェクトは、全国初という。
更に、水素社会を映像で学べるコンテナハウスや水素を活用してドローンを飛ばす体験など、体験型学習エリアの整備も行い、水素エネルギー活用の理解・普及を進めていきたいとしている。
(画像はプレスリリースより)

積水ハウス株式会社 プレスリリース
http://www.sekisuihouse.co.jp/