ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ2017に参戦
工学院大学ソーラーチームは1月24日、2017年秋にオーストラリアで開催される世界最大級のソーラーカーレース「ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ2017(WSC)」(開催期間:2017年10月8~15日)に参戦することを決めたと発表した。
同大学では、車両開発から設計・製作、レース参戦まで、各分野で先端研究に取り組む教員陣がアドバイスするなど全学的なバックアップをするほか、日本を代表するサポート企業が最先端素材や技術を提供し、大学と連携し学生を育てチームを支援するという。
また、大学や企業の支援を受け、200名超の学生が全ての工程を自らの手で行うとともに、今大会にはチーム初の女性ドライバーも参戦するとのこと。
5月完成予定の新車両でオーストラリア大陸を縦断
同チームは2009年に8名でスタートし、設立5年目の2013年にチャレンジャークラスに初出場するも結果は惨敗。2度目の出場となる2015年は、より実用性を重視するクルーザークラスに参戦し、2位以下に大きなタイム差を付けてゴールするも、その他の評価で総合ポイントが及ばず準優勝だった。
3度目の挑戦となる今大会は、部員200名を超す規模となり大学一丸で世界の舞台へ優勝に向けたチャレンジする。多数のサポート企業・団体の様々な支援を受け、学生自らの手で作り上げる5月完成予定の新車両でオーストラリア大陸を縦断する過酷なレースに挑むとのこと。
【ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ(WSC)】
太陽光のみを動力源として、オーストラリア北部のダーウィンから、南部のアデレードまでの総延長約3,000kmの総走行技術を競う世界最大級のソーラーカーレース。大会は、チャレンジャークラス、クルーザークラス、アドベンチャークラスの3クラスが設定されている。
(画像はプレスリリースより)

学校法人 工学院大学 プレスリリース
http://www.kogakuin.ac.jp/press_release/2016/