タイのグループSSにCIS薄膜太陽電池を設置
昭和シェル石油株式会社の100%子会社であるソーラーフロンティア株式会社は、タイ王国にあるグループのサービスステーション(SS)にCIS薄膜太陽電池を設置したと発表した。
設置場所は、タイ王国中部のチャチューンサオ県で、発電された電力は全て自家消費目的で使用され、環境配慮型になるとのこと。
またこの施工は、現地の太陽光発電EPC専門会社エナジープロコーポレーションが担当し、SS内の施設2カ所の屋根に対して、合計21.76kWの太陽電池を設置したという。
環境配慮型SS普及を目指す大型プロジェクトの一環
そして同社のCIS薄膜太陽電池は、実際の設置環境にて優れた発電性能を発揮することから、同国では、強い日差しや雨季などを含め年間を通じて節電と環境負荷の低減に貢献することが期待されているとのこと。
同電池はまた、日本国内でも昭和シェル石油系列のSS400カ所以上に設置されていて、節電に貢献するだけでなく、停電時や自然災害発生時に非常電源としての役割も期待されている。
なお今回の設置は、シェルグループがアジア太平洋地域で進める環境配慮型SS普及を目指す大型プロジェクトの一環でもあり、この太陽光発電システム搭載SSは、その第一弾になるとしている。
(画像はプレスリリースより)

ソーラーフロンティア プレスリリース(日本経済新聞社)
http://www.nikkei.com/article/