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2025年05月08日(木)
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スタトイル、30MW浮体式洋上風力発電プロジェクトにマスダール資金参加

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スタトイル、30MW浮体式洋上風力発電プロジェクトにマスダール資金参加

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浮遊式風力発電所にアラブ首長国連邦の企業マスダールが資金参加
ノルウェーの企業スタトイル(Statoil)は1月17日、世界初の浮遊式風力発電所であるハイウィンド・スコットランド(Hywind Scotland)パイロット・パークの資産の25%をアラブ首長国連邦の企業マスダール(Masdar)に売却することに合意した、と発表した。

スタトイル
スタトイルとマスダールは、開発リスクの分担に合意し、マスダールは過去および将来のコストの25%をカバーする予定。残りの75%は、スタトイルが保有する。

約2万世帯に電力供給
ハイウィンド・スコットランド・パイロット・パークは、スタトイルが建設する、スコットランドのアバディーンシャー州ピーターヘッド沖合25kmにある浮遊式風力発電施設である。

パイロット・パークは、水深95-120m、ピーターヘッドの海岸から約25km離れた4平方kmをカバーする予定。この地域の平均風速は約10m/秒である。

スコットランドの風力資源を利用して30MWの風力タービンを、ピーターヘッドの沖合25kmの浮遊構造物に設置する。

ハイウィンド・スコットランドの土台はスペインで建造され、2017年春後半ノルウェーのストード(Stord)市の工場に到着し、2017年夏の間に組み立てられ、ピーターヘッドへ送られる予定である。

風力発電所は、本土の約2万世帯に電力を供給する予定。発電開始は2017年後半を予定している。

浮体式洋上風力発電は世界的に拡大
オフショア風力発電は、欧州ではすでに11GWの強固な実績があり、世界的には2030年までに100GW以上に達するポテンシャルをもっている。

固定式タービンの場合、海上の風は20-50mの水深に最適である。ハイウィンド・スコットランドのような浮遊構造物であれは、世界中の深い水域における風力発電の可能性がさらに拡大する。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

スタトイルのニュースリリース
https://www.statoil.com/

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