2017年も同水準の見通し
2017年1月20日、株式会社資源総合システムは、2016年の太陽光発電システム世界導入量は、75GW(直流ベースの導入量)、と発表した。又、2017年も同じ水準の市場規模の見通しだとしている。
株式会社資源総合システムは、太陽光発電関連事業に関するコンサルティング業務を行う企業で、太陽光発電システム世界導入量は、同社が加盟しているPV Market Alliance(PVMA)と共同で分析し、発表したものである。
日本は、2016年に約8.6GWを新規導入
2016年の太陽光発電システム世界導入量は、2015年の50GWから50%増となり、世界全体の太陽光発電システムの累積導入量は300GWを超えたという。
日本は、2016年に約8.6GWを新規導入し、2015年の10.8GWから市場は縮小しているとしている。2017年も縮小傾向であり、7.5GW~8.5GWが新規導入される見通しだという。
中国の、2016年新規導入量は、前年比126%増の約34GWで、世界の新規導入量の45%を占めたとしている。2013年以降、中国は、世界最大の太陽光発電システム市場となっているという。
米国の2016年新規導入量は、約13GWで、市場が大きな成長を遂げているとしている。しかし、PVMAは、今後数年間の見通しには、不確実な点もあると見ている。
又、欧州で約6.5GW、インドで約5GW、その他で約7GWの新規導入量となっている。
(画像は、株式会社資源総合システムホームページより)

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