住宅の効率的なエネルギー利用を支援
京セラ株式会社は、2017年1月25日、太陽光発電システムや蓄電システム、エコキュートを自動制御するHEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)の新製品「NAVIfitz(ナビフィッツ)」を発売すると発表した。
自家消費型住宅は、太陽光発電システムで発電し、電力を蓄えたり、エコキュートでお湯を沸かしたりするなど、効率的なエネルギー利用が必要である。
この場合においてHEMSは、各種機器を制御し、効率的なエネルギー利用を支援する重要な役割を担っているとの理由から、同社は、人工知能を活用したHEMSの新製品「NAVIfitz(ナビフィッツ)」を開発したいう。
人工知能を活用した「おまかせ運転モード」を無償アップデート
「NAVIfitz」は、2017年夏以降から、人工知能を活用した「おまかせ運転モード」を無償アップデートする予定だとしている。
「おまかせ運転モード」は、太陽光発電システムの発電電力量や余剰電力量などを電力消費パターンや天気予測から試算し、蓄電システムやエコキュートの稼働計画を立案・自動制御・計画補正して、効率的なエネルギー利用を実現する仕組みだという。
又、利用者のライフスタイルに合わせたモードが選択可能であるとしている。
「自家消費モード」は、太陽光発電システムで発電した電力を家庭内で使用し、買電電力量ゼロを目指すモード、「太陽光売電モード」は、太陽光発電システムで発電した電力を優先的に売電するモード、「タイマー設定モード」は各機器の稼働時間帯を手動設定出来るモードであるという。
(画像はプレスリリースより)

京セラ ニュースリリース
http://www.kyocera.co.jp/news/2017/0108_gpws.html