市役所庁舎、小・中学校など計8施設のデータを公表
東京都狛江市は1月13日、同市内の公共施設における再生可能エネルギーの発電量をホームページに掲載した。発電量は平成28年4月から11月までのもので、単月の発電量と今年度の累計発電量が掲載されている。
同市では、市役所庁舎のほか、市内の小学校三校、狛江第二中学校、中学校給食センター、駒井保育園、岩戸地域センターの計8か所の発電量データをまとめている。
なお、再生可能エネルギーによる発電は、緑野小学校と和泉小学校でも行っているが、両小学校はシステムの仕様が古く、データの蓄積が行われないため、発電量を公表していない。
11月単月の発電量 8施設で約7500kWhに
同市のまとめによると、市内8か所の公共施設における11月単月の発電量は7548.0kWh、CO2削減量は2883.3kgとなった。また、4月から11月までの累計発電量は、7万4654.2kWh、CO2削減量は2万8517.9kgとなった。
発電量は、秋の場合、7000kWh台で推移しているが、直射日光が強い春から夏にかけては発電量が増加する傾向にある。多い月では1ヵ月間に1万kWhを超え、今年度で最も発電量が多かった5月は1万3000kWhを突破した。
同市は、「狛江市住宅用太陽エネルギー利用機器設置助成金事業」等により、再生可能エネルギーの普及を推進している。
(画像は狛江市ホームページより)

狛江市ホームページ
http://www.city.komae.tokyo.jp/狛江市内公共施設の再生可能エネルギー発電量
http://www.city.komae.tokyo.jp/