固定資産(メガソーラー発電設備)をリースにより取得
株式会社多摩川ホールディングスは1月16日、連結子会社の株式会社GPエナジー2が長崎県で建設計画を進めてきた「(仮称)長崎県五島市メガソーラー発電所」(出力約5.3MW規模)の太陽光発電所について、リース契約で取得すると発表した。
リースの契約先はリコーリース株式会社で、この太陽光発電システム一式のリース料総額は、2,934,000千円になるとのこと。
今回建設する発電所は、同社初の特別高圧で連系する大規模メガソーラー発電所で、36円/kWh(税抜)にて20年間売電できるため、グループの収益獲得に貢献することが期待されている。
リーススキームの活用で資金を効率的に運用
また発電所の建設工事会社については、当初発表(同社平成28年1月12日付告知)から変更し、株式会社ウエストエネルギーソリューション(ウエストES)を元請工事業者とすることにしたという。
ウエストESは、JASDAQに上場する株式会社ウエストホールディングスの100%子会社で、EPC事業者として日本全国で200箇所以上のメガソーラー発電所の建設実績があることから、高品質な発電所の建設が迅速に進むと判断したとのこと。
なお、リースにより賃借する理由については、リーススキームの活用により、資金の効率的運用を図ることにしたとしている。
今後も同社グループは、太陽光を初めとした再エネを利用する発電所の建設・運営を行うことにより、収益性の向上を目指すほか、自然環境にやさしい再エネの普及促進、環境負担の低減などの社会貢献を進めていくという。
(画像は多摩川ホールディングスHPより)

株式会社多摩川ホールディングス プレスリリース
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