再生可能エネルギーに関連する技術を広く募集
国立研究開発法人 産業技術総合研究所は平成29年1月6日、福島再生可能エネルギー研究所「被災地企業のシーズ支援プログラム」公募を実施すると発表した。
今回の公募では、太陽光発電、風力発電、地熱地中熱、蓄エネルギーなどの再生可能エネルギーに関連する技術を広く募集するという。
対象は、研究拠点や生産拠点が福島県、宮城県、岩手県の3県に所在する企業になっている。又、3県に進出する計画があり、再生可能エネルギーに関連する事業で復興地域の経済波及効果が期待される企業を含むとしている。
被災地域での新たな産業創出を目指す
産業技術総合研究所は、今回の公募で、被災地域での再生可能エネルギーに関連する新たな産業の創出を目指すという。
募集スケジュールは、平成29年1月6日に公募開始、1月31日に申請締切、申請受領後に企業と産総研研究者のマッチング及び実施内容案の検討、2月中旬に実施内容案(研究計画書)確定、3月上・中旬に審査委員会、4月上旬に審査結果通知という流れになっている。
尚、同公募は、平成29年度予算の国会成立を前提としているため、予算成立前の審査は、採択予定者の決定で、採択の決定は平成29年度予算成立後となっている。
(画像は、産業技術総合研究所のホームページより)

産業技術総合研究所 公募について
http://www.fukushima.aist.go.jp/seeds/koubo.html