地域の再生可能エネルギー支援への取り組み
株式会社大東銀行は、福島県に建設中である「合同会社西の郷ソーラーパーク」の太陽光発電所建設・運営資金についてのプロジェクトファイナンスへ参加し、6月30日に1回目の融資を実行したことを発表した。
西の郷ソーラーパークのプロジェクトは、ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社、一般財団法人ふくしま未来研究会、信夫山福島電力株式会社が、共同出資により福島県西白河郡西郷村に建設・運営する太陽光発電事業。発電規模は、約44メガワットで、予想年間総発電量は、一般家庭約13,200世帯の1年間の消費電力量分に相当する。
プロジェクトファイナンスは、主幹事が東邦銀行で、参加金融機関は大東銀行と福島銀行、組成金額は125億7,700万円。大東銀行の参加額は10億円となっている。
大東銀行は、中小企業の経営支援に関する取り組みとして、医療関連や再生可能エネルギーなど成長分野への支援を行ってきており、太陽光発電事業などに対する融資にも積極的に取り組んでいる。そして、今後も環境分野に関するノウハウを蓄積し、顧客ニーズに対応していく意向を示している。
福島県内での共同開発に合意
ジャパン・リニューアブル・エナジー、ふくしま未来研究会、信夫山福島電力の3社は、2016年9月に、福島県内における太陽光・風力・小水力・バイオマスなどの再生可能エネルギー発電所の共同開発合意書を締結した。
その合意書締結後、初の共同出資事業となるのが西の郷ソーラーパークであり、2019年12月に完工、2020年1月に操業を開始する予定。売電先は東北電力となる。
(画像は大東銀行ホームページより)

株式会社大東銀行
http://www.daitobank.co.jp/