高い変換効率と信頼性を実現
カナディアン・ソーラー・ジャパン株式会社は、産業用太陽光発電モジュールの新製品「Kuモジュール」のラインナップと、工場や倉庫の屋根を有効活用できる折板屋根向け低圧産業用パッケージ「Sun terrace(サンテラス)」を発売することを発表した。
今回発売されるモジュールは、120セルの「KuPower CS3K-P/CS3K-MS」と、144セルの「KuMax CS3U-P/CS3U-MS」で、それぞれ単結晶と多結晶がある。
これらの製品には、電流値を低く抑え低温稼働することが可能なセルが採用されており、ホットスポットリスクの低減が可能となった。
これにより、同社の産業用太陽光発電モジュールラインナップにおいて最も高い変換効率を提供し、さらに、影の影響を受けにくい設計によって50%の発電量を維持することが可能となっており、非常に高いコストパフォーマンスを実現している。
また、セパレートタイプのジャンクションボックスをモジュール背面中央部に配置しているため、縦・横置き両方での使用が可能で、新しいジャンクションボックス内の温度が10度低く設定されているため、信頼性も向上した。
軽量で効率良い設置が可能
そして、新製品「Kuモジュール」を採用し、工場や倉庫等の折板屋根向けに開発された低圧産業パッケージが「Sun terrace(サンテラス)」である。
これは、屋根の上でも5パターンのユニット(アレイ)単位で柔軟に効率良く設置することが可能で、折半屋根に取り付けやすい金具を採用し、軽量で屋根への負担を軽減している。システム出力は、最大で91.5キロワットとなっている。
(画像はプレスリリースより)

カナディアン・ソーラー・ジャパン株式会社
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