ブースでの展示も
国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下、産総研)は、2017年7月5日から7日に開催される第12回再生可能エネルギー世界展示会2017に出展するとともに、AIST-FREAセッション「再生可能エネルギーの大量導入のための研究開発~産総研の技術戦略と最新トピック」を開催することを発表した。
セッションは、7月6日の13時から行われる予定で、再生可能エネルギー大量導入のため創る、貯める、輸送する、使うに貢献するための最新の研究開発と今後の展望についての講演会となる。
様々な再生可能エネルギーの開発について
講演の内容は、産総研 福島再生可能エネルギー研究所が取り組んでいる6つの分野における研究成果と2つの最新トピック。
具体的には、「結晶シリコン太陽電池の高効率化技術」、「水素キャリア製造・利用技術―再生可能エネルギー出力の変動吸収・利用の効率化へ向けて-」、「再生可能エネルギーネットワーク開発・実証-分散電源システムのスマート化に向けて-」、「FREAスマートシステム研究棟のご紹介」、「洋上風況マップの開発と海上風観測技術の高度化に向けた野外実験」について、担当者の説明が行われる。
そして、休憩をはさんだ後に、「高性能風車要素技術の開発・実証と風力発電アセスメント技術の高度化」、「地熱の適正利用へ向けた研究開発の現状」、「地域の地下水環境を活用した地中熱システム開発」というテーマでの講演が行われる予定である。
(画像は産業技術総合研究所 太陽光発電研究センターより)

産業技術総合研究所 太陽光発電研究センター
https://unit.aist.go.jp/