赤外線カメラ搭載ドローンが活躍
株式会社Looop(以下Looop)は2017年6月14日(水)にテラドローン株式会社の赤外線カメラ搭載ドローンを用いて、茨城県水戸市に所有している春の木ソーラー発電所の太陽光パネルの点検を実施した。Looopにおいて、ドローンを使ったパネル点検は初めてとなる。
春の木ソーラー発電所は茨城県水戸市鯉淵町にあり、30,000枚のパネルをもつメガソーラー発電所だ。敷地面積は15万平方メートルで東京ドーム約3個分の広さとなっている。
ドローンによる点検で作業時間を短縮
改正FIT法によって、太陽光発電による電気の買い取りには、パネルの点検が義務化された。これまでも、人による点検は行われてきたが、パネル1枚1枚を写真にとって、その画像から、異常な箇所を発見していくという流れだった。春の木ソーラー発電所には30,000枚のパネルがあり、点検には長大な時間が必要であった。
しかし、ドローンを活用することで、上空から正確にパネルを撮影することが可能になり、人に比べて作業時間は3分の1にまで短縮できた。
太陽光発電システムなどで展開するLooop
Looopは2011年3月に発生した東日本大震災によって甚大な被害をうけた宮城県石巻市と気仙沼市の避難所にソーラー発電セットを無償設置をしたことを始まりとして設立した会社だ。
東京都文京区に本社をかまえ、主事業は太陽光発電システムの販売、電力供給事業、再生可能エネルギーの電源開発事業などで、全国に展開している。
(画像はプレスリリースより)

株式会社Looop プレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/130400